Mazda LANTIS Coupe ( CBAEP)94.6
 TYPE-R AT LSD クラシックレッド



 2002年8月12日。8年間供に過ごしたLANTISは、事故のため修理不能となり、廃車となってしまいました。幸い、乗員乗客にはケガもなく、相手も電柱だったために他人にも損害を与えることもありませんでした。

購入直後 丹沢湖にて 97.2 MeWDL(女神湖ウインタードライビングレッスン)にて。
 4WDのレガシーには負けたが、氷上でも早い!
 最近は、ルーフボックスも乗せて、子供とスキー場通いです。
LANTIS の経歴
02.8.12 事故発生
02.7.17 タイヤ交換、アライメント調整。Rearに着けていたG-GRIDを降ろし、FrontのGRID-IIをRearに移し、FrontにPOTENZA G-IIIをつけました。予想通り、右リアがトーアウトになっていました。静かになったばかりでなく、走行抵抗も随分減ったような感じです。
02.6.28 オーディオ更新。ようやくLANTISもMD搭載。MITSUBISHI MD-H550。安かった分、機能少ない。その分操作は楽です。音は充分良くなりました。
02.4.28 ようやく冬装備解除。冬季間6000kmほど走りました。オイル交換Castrol Protection by Magnatec10W-40。
02.1.27 3rd.GUARDEX & BRIDE WINTER DRIVING SCHOOL参加。楽しかった。詳細はリンク先をどうぞ。
01.12.15 冬装備。タイヤ(MZ-02)もついに3シーズン目。でも全然減っていない。
01.10.21 アーシング行ないました。詳細はリンク先をどうぞ。
01.09.28  FDの残り2mと新たに3mの4スクエアのケーブルを購入し、アーシング用のケーブルを自作しました。

 また、近所のJMSの「お得意様感謝デー」で15%引き、リア・スピーカーALPINE STE-162J購入。取り付けを行ないました。少々音がよくなりました。それでも、元々カセットのみなので音も限界。そろそろCDを入れましょうか?
 今まで、フロントにはADZZESTのスピーカー(13x18cm)、リアにはFCから降ろした純正ウーファー(16cm)を付けていたのですが、リアの音が悪くなったと思っていたら、エッジ部分がボロボロになっていました。
 今度、簡単にデッドニングもやろうと思っています。(ブチルゴムを剥がすのが面倒なので、スピーカー・ホールから届く部分のみ)
01.6.07
7年目に突入。また、いつものように神奈川陸運支局にユーザー車検に行きました。予約もすんなり取れ、ラインも空いていました。
 今回は、スキーでだいぶ汚れているので、ウマを架けて、下回りもしっかり洗車して、エンジンルームもパーツクリーナーで油汚れを落として臨みました。
 今回もケチらずに、予備検屋に寄ったところ、リヤのフットブレーキがやや弱いとの指摘を受けましたが、本番のラインでは思いっきり踏んで、一切問題無し。一発合格でした。
 その後、プラグ(DENSO イリジウム)、プラグ(イグニション)コードを交換しました。コードは2万キロor3年程度で劣化するようです。
01.4.20 最後の富士見のスキーから帰ってみると、左ドライブシャフト・ブーツが破損しており、ディーラーで両方交換しました。
 オイル・ブレーキのエア抜き等(こちらは当然自分で)実施。
 FDのスポイラーの塗装と同時に、傷の補修。プラモデル用のスプレーで吹くのですが、なかなか色が合いません。
01.4.08 冬装備解除。今年は、GUAREDEX & BRIDE Winter-Driving Skill-Up Trainingも仕事で行けず。MeWDLも女神湖の大雪のため中止と雪道は走り足りず。その上LANTISでは、グリーンピア津南2回、かたしな高原2回、キッツ・メドウズ1回、富士見3回と、5000km弱しか冬季は走りませんでした。
00.12.07 ちょっと早い今年の冬装備。タイヤも2シーズン目突入。
00.3.30 冬装備解除。リヤタイヤの騒音がひどいので、まだ五分山ですが、換えたくなってきました。
00.2.09 GUAREDEX & BRIDE Winter-Driving Skill-Up Trainingに向かいました。しかし・・・

 この日は、低気圧の抜けた後、非常に強い寒気が楔状に上空にはいり、とんでもなく風の強い日(東京で22.0m/s)でした。そのため、いつもはとばしているトラックや1BOXなどは、規制速度以下のノロノロ。(ザマー見ろ!)ルーフ・ボックスを下ろしたLANTISはスイスイ、関越道を走ります。前橋市あたりからまわりは積雪となったために、市街地を避け渋川伊香保で降りることにしたのですが、駒寄PAからのチェーン規制で、思わぬ時間を食ってしまいました。ミラーに冬季用タイヤ装着車のステッカーを貼ってありましたが、全く関係ありませんでした。

 一般道もずっと積雪。旧有料道路では、登れなくなるクルマ続出です。我がLANTISは、山頂近くまで順調に登っていきましたが、朝早いためか、まだ下り側車線しか除雪が入っていなくて、下ってくる来るクルマがいると、登り車線に戻らなければならず、FF+スタッドレスでは、亀の子状態でついに登り切れず。脱出用チェーンで凌ぎましたが、これも途中で切れてしまい、10何年振りかにチェ−ン(非金属)を使用しました。

 丁度チェーンを巻いている時に、主催者(日下部さんから直々に)から電話があり(IDOは通じた)本日吹雪と除雪が間に合わないため、中止の連絡。それでも、もう少しで山頂なので、登ってしましました。

 国民宿舎のロビーで日下部さんとお話をしながら、天候の回復と除雪の完了を待ち、山を下ることにしました。一応チェーンは巻いたまま。
 途中、スタックしているひと(3台助けた)の救助で、積んでいるスコップ、ヘルパー、牽引ロープ、砂袋、ついでにブースターケーブルまですべて利用してしまいました。

 結局、2月13日に延期になり、その日は休みが取れず、残念ながらGUAREDEX & BRIDE Winter-Driving Skill-Up Trainingは出席できなかったのです。

 BLIZZAK MZ-02のインプレはこちらに。
99.12  長女のスキーが長くなって(生意気にカービング:FISCHER V-CARVE 138cm)、ルーフボックスに入り切らなくなったので、キャリヤ(スキー・アタッチメント)を換えました。ベースと同じTHULEでは適当なものがないので、CARMATE INNO RV IN619に決定!でもカタログには載っているものの、生産が終了していて、何処にも無い!数店まわった挙句、イエローハットすみれが丘店で、他店の在庫も調べて見つけてくれました。ありがとうございます。
 本来ボード2台スキー1台用なのですが、スキーが3台(更にベースにも1台)でも積めます。そして、サイドに張り出しているために、予想通り、スキーを積んだままデカッ羽根のリヤゲートが全開にできるのです。これはとっても便利。
 羽根付きLANTISオーナーにお勧め。でももう在庫が無いかも・・。当然THULEのベースにも全く問題無く使用できます。2〜3回頭をぶつけましたが・・・・。 
99.10.28
STUDLESS TIRE購入しました。今度はYHを裏切って、BS BLIZZAK MZ-02 195/60R15です。

 
99.9〜10
 ブレーキパッド交換。フロントは前回もやったので問題ありませんでしたが、リヤは初めて(前回は作業もCOCKPITあざみのに依頼した)。しかし、リヤのピストンの戻し方が分からない!?NIFTYのFCARC 会議室#15"愛車整備 Do It Myself"で質問して、キャリパーの裏の蓋を外して、中に4mmのヘキサゴンレンチで廻すネジがあることを教えてもらいました。しかし、開けた日には、4mmのヘキサゴンだけ行方不明!一度戻して、1ヶ月後にようやく完了しました。
99.6.08
いつものように神奈川陸運支局にユーザー車検に行きました。いつもはテレホンサービスだと、予約が取れないのですが、今回はあっさり取れました。また、ラインも空いていました。やはり月末になると混むのでしょうか?
 前回、予備検を受けずに行って、サイドスリップで引っかかったので、今回はしっかり準備し、予備検屋に寄って行きました。一切問題無し。一発合格で楽でした。
 その後、ディーラーでブレーキ関係のオーバーホールをやってもらいました。(もう5年だもんね)

LANTIS導入の経緯
 94年6月に横浜に帰った時、借家で駐車場も1台しかなくなって(もう2人の子供がいた)、RX-7と別れることになってしまいました。

 LANTISは、発売された時から、そのコンセプト、デザイン共に気に入っていて、アンフィニ別府でよく乗せてもらっていました(有難うございました)。当時は、4ドアで走って楽しいクルマは、このLANTISとINTEGRA(TYPE-Rはまだ出ていなかった)くらいでした。ついでに女房も気に入ったので、別に「マツダ地獄」に落ちた訳で無く、購入を決定。3万8千キロ走ったFDでしたが、オプション込みで、アンフィニ新横浜で新車のLANTISと交換してもらいました。(マツダスピードのウイングは最初から付けた)

 このウイングは、どうしても目立つので、FDと比べても負けないくらい注目を集めます。「ファミリーカー」に見えないところが、最大のポイントです。アルテッツアだって、素人には、コロナの派手なバージョンかイプサムの4ドア(目玉が似ていません?)にしか見えないですからね。空力バランスは、このリアウイングのみで、筑波の最終コーナーでもオーバーを出さないので、ちょうど良いみたいです。

94.9.27 エビスサーキット 94.9.27 エビスサーキット Roadsterなんか敵じゃない !?
 譲れ!譲れ!

 LANTISもATながら、よく走るクルマで、初めのうちはサーキットにも持ちこみました。(今ではレギュラーガスを入れられ、買い物クルマになっていますが・・・)
 ハンドリングは、どちらかというとFC似の最初がクイックであとからロールが付いて来る感じ。フロントヘビーによるアンダーステアは生まれ持った宿命で、リヤを如何に出すかが、コーナースピードを左右するポイントでしょうか。「ファミリーカー」ですので、脚もいじっていませんが、タイヤはPOTENZAの文字が半分消えてしまうくらい辛い。スタビだけは換えようと思ったのですが、フロントはエンジンを浮かさないと作業できないそうで、諦めました。最後はABSも切って、左足ブレーキでリアをロックさせ、向きを変える技を身に付けましたが、リアタイヤもこれでフラットスポットだらけ。すぐダメになりました。ATでも充分早いのですが、MTなら、もっと行けたのに!との想いもあります。どちらにしても、相当手を加えないと難しいので、「ファミリーカー」のままにしてあります。
 FFなので、急な登り以外は雪道にも強く、オプションのビスカスLSDもサーキットでは役不足ながら、雪道ではなかなかのトラクションを発生させてくれます。ただ、やはりフロントヘビーなため、リヤを振り出さないと廻り難い。従ってサイドブレーキは

常用になります。

94.8.29 鈴鹿サーキット 3'9"8(VTR解析)
94.9.27 エビスサーキット 計測せず
94.11.30 日光サーキット 50"346
94.12.17 筑波サーキット 1'17"9
95.5.18 日光サーキット 49"727 ブレーキ:projectμHC


よく走っていた当時
リアスポイラー
マフラー
ステアリング
シート
ベルト
タイヤ
ブレーキ
MAZDASPEED
MAZDASPEED
MAZDASPEED
BRIDE (後にFC-2に移植)
Sabelt
BS POTENZA RE710 205/50R16
projectμ HC
最終の仕様
タイヤ

ブレーキ
シート
ステアリング
アーシング
GPSレーダー
BS POTENZA G-III(F) GRID-II(R) 205/50R16 (購入時期の違い)
Studless: BS BLIZZAK MZ-02 195/60R15+格安アルミ
WINMAX ZGER
RECARO SR-II

特価品
自作
YUPITERU RGP-10N



スタッドレス・インプレ
タイヤ BS BLIZZAK MZ-02 195/60R15+格安アルミ  5シーズン乗り切ったYOKOHAMA GUARDEX FHB(同サイズ)との比較です。また、札幌では父のBLUEBIRD ATTESA(4WD)に1999シーズンから、DUNLOP GRASPIC HS-3を履かせてあり、それとの比較でもあります。

まず長所‐‐‐‐いうまでもなく、氷上性能の高さに尽きます。ブラックアイスだと勿論滑りますが、その一歩手前のミラーバーンでもそこそこの制動力・トラクションを発揮してくれます。YOKOHAMAの最新作GUARDEX F-720には今シーズン乗れませんでしたが、過去のFHBとは比較にならないくらい効きます。特に表面が融けかかっている氷では、予想以上のグリップです。GRASPICは、冷えると良く効くが、この温度の高い氷には弱いようです。

短所‐‐‐‐1.雪上性能の物足りなさ。圧雪では充分な性能を発揮するのですが、本州でよく遭遇するタイプの充分除雪・圧雪されていないWET SNOWがザクザクの状態では、5年落ちのGUARDEXのほうがまだマシでした。特に横方向にはいとも簡単に逃げてしまう・・。その分修正舵が多い。パターンを見てもあまり雪には強そうじゃありませんね。
 それと、氷上で滑っている時のスタッドレス特有の「ウィーン」という音が小さく、タイヤが滑っているのかトルコンが滑っているのか分かり難いのも難点です。

2.高速での安定性、接地感の不足。これは本州ならではかもしれませんが、スキーに行く時は95%は乾燥路。それも80%は高速道路ですから。コンパウンドが柔らかいせいか、タイヤ自体の剛性のためかわかりませんが、もう少し改善を望みたいところです。
 最初装着した当時は、6.5JJ15inch/Offset45mmのホイールに5mmのスペーサーを入れていましたが、怖いので抜きました。エア圧は高くてもダメ。低くてもダメ。標準の210hPaに落ち着いています。GRASPICもこの辺あまりよくなかった。GUARDEXの勝ち。

3.騒音。15inchにインチダウンしているので、16inchの夏タイヤより静かです。GUARDEX FHBよりはだいぶウルサイがマフラーの音が勝っているので合格。WETで高速を走ると更に「ウォ〜ン」という音が加わって更にうるさい。

4.WETグリップの不足。これはどのメーカーにも共通です。怖くて夏に履き潰す気も起きません。

 このタイヤ、北海道だと相当良い点を与えられそうです。でも、本州にはあまり向いていない。いくら高速性を犠牲にして氷上性能を買ったといっても、不安なようでは・・。このクルマでこの程度なら、足回りの良くないミニバンなどでは、恐ろしいのでは?と思ってしまいますが・・・。YOKOHAMAの新製品のGUARDEX K2 F-720も試してみたかった。MZ-03は、だいぶ改良されているようですが、今年も乗る機会がありませんでした。



FD-1へ